退職のススメ
この記事は、カレーのち ぴょこりんクラスタ Advent Calendar 2018 - Adventarの為に書いたものです。
毎年、ぴょこりんクラスタ記事のハードルが高くて書くことが恐いー、と主催者に言っておりましたが、今年こそは意を決して参加してみました。よろしくお願いします。
はじめに
と言うわけで今年もぴょこりんクラスタAdvent Calendarの季節がやってきました。 つまりもう2018年も終わりということで、2019年、新年に向かって新たな一歩を踏み出す必要があるわけです。
ぴょこりんクラスタ、もとい主催者、の方々は会社勤めのサラリーマンが多いと思うのですが、サラリーマンにとって生活を劇的に変える唯一無二にして簡単確実な方法があります。
会社を退職して 無職 になることです。
かくいう私も、今年4月から勤め始めた会社を10月末に都合退職になりまして、主催者から「そんな会社に転職するのは狙っても出来るものでは無いのでとてもスゴイ!」とまで言わしめました。
とはいえ、無職になると毎月のお賃金が貰えなくなり少々困るわけです。しかしながら、無職の間には、国から手当を貰う事ができます。
それは、失業給付金、です。
本記事では、いかに効率良く、この失業給付金をスピーディーに貰う事が出来るか、書いていこうかなと思います。(なので、退職時に手続きが必要となる国民健康保険、年金については、本記事では割愛します。)
退職してから失業給付金を貰うプロセス
退職した会社から発行されるものとして主に、
があります。失業給付金を貰うためには、1の離職票のみが必要となります。入手した離職票をハローワーク(ホーム | 東京ハローワーク)に提出する、それだけで失業給付金を貰う事ができます。
離職票をなかなか入手できない場合がある
ただここで問題が発生する事があって、離職票をすぐに入手できない、と言うケースがあります。理由としては、
- 会社が手続きを迅速に行わない
- ハローワークでの処理が遅れる
の2点があります。
僕の場合は、上記2点について各関係者の発言がてきとうだったが為に、割と振り回されて、ハローワークに1週間で3回行きました。
会社都合退職の場合、すぐに失業給付金を貰う事ができると思っていたのですが、この離職票をもらえなかった場合は永遠に*1失業給付金を貰う事ができません。
離職票を速やかに入手する方法
まともな会社であれば、最速だと退職日に手渡しで渡す、遅くとも退職後2週間以内をメドに郵送で送ってくる、という場合が多いです。しかし世の中基本的なことを行わない会社も多いと聞きます。
会社は離職日翌日から10日以内に、雇用保険被保険者資格喪失届の届け出をハローワークに行わなければなりません。
会社がハローワークに届け出を送った後、ハローワークが処理を行い、離職票を会社に返送、その離職票を離職者に返送する、という手続きを行います。
なので、時間がかかりうる箇所は、
の3箇所です。
1については、10日以内にハローワークに届いていなかったら会社は違法なことをしているということなので、10日過ぎてからハローワークに出向いて実際にきちんと届け出が会社から送られてきたか確認しましょう。ハローワークでは、基本的には前日までに届いた書類をデータベースで管理している@ハローワーク渋谷、と言っていました。
ここでもし届いていなかった場合は、すぐにハローワークの人に仲介人として間に入ってもらって、届け出を会社から出させるように圧力をかけて貰いましょう。自分で会社に直接電話やメールなどで言っても良いのですが、「すぐに送るよー」などと言われてしまうと、「会社は届け出を送る意思ありと言うことなので様子見してください」、と言われてしまいます。
2については、会社が多い区ですと本当に離職者が多くて処理がパンクする場合もあるようです。最大で30日程度!かかる場合がある、と言われました。この場合は、ハローワークに自分で出向いて、届いているなら今処理してくれ、と言うとやってくれる事が多いので頑張って交渉しましょう。(ハローワーク側の都合で、離職者の問題ではないため)
3については、今回僕は未体験だったのでなんとも言えません。
離職票を最速で手に入れる方法
と言うわけで、離職票を手に入れるためには、いろんな人の手を介するので時間がかかる、と言う訳ですが、最速で手に入れる方法があります。
それは、
です。
きちんと届け出の書類を揃え、会社から同意を得る必要がありますが、これであれば離職日翌日には離職票を手に入れて、失業給付金を得るための手続きができます。
終わりに